
ヒゲ脱毛にニードル脱毛ってあるよな…ニードル脱毛って何だ?
こんな疑問を解説していきます。
ニードル脱毛とは、特殊な電気針を使用する脱毛法です。
今回はそんなニードル脱毛の特徴とメリット・デメリットを紹介します。
本記事を読むことで、ニードル脱毛について理解することができます。
- ニードル脱毛の特徴・仕組み
- ニードル脱毛のメリット・デメリット
ニードル脱毛の特徴・仕組み

ニードル脱毛は、特殊な電気針を使用した脱毛の方法になります。
ニードル脱毛は一つ一つの毛穴に、ニードルを挿入して電流や高周波を流します。
毛根にダメージを与えて、毛乳頭という毛を作る細胞を破壊し、毛を生えさせなくさせます。
ニードル脱毛の4種類の方式

ニードル脱毛には4種類の方式があります。
- 電気分解法
- フラッシュ法
- ブレンド法
- 絶縁針脱毛
電気分解法
針を毛穴に差し込んで、直接微弱な電流を流します。
こうすることで組織内で電気分解を起こし、水酸化ナトリウムを生成させて発毛組織を破壊します。
ニードル脱毛の中では、最も古い方法なので効果も立証されていいます。
電気分解法は強アルカリという性質をもっているので、ヤケドや色素沈着の心配もあり、現在ではあまり使われていません。
フラッシュ法
電気分解法と同じで、毛穴に針を刺し、電流を流して脱毛します。
電気分解法との違いは、高周波電流を流して毛根を凝固させるところです。
通電時間が約0.03秒以下という早さで、電気分解法と比較しても、あらゆる面で改良された方法になっています。
ブレンド法
電気分解法とフラッシュ法を、組み合わせた方法です。
現在の主流な方法となっています。
電気分解と高周波の両方の作用を起こして、どんな毛質にも対応が可能な方法になっています。
絶縁針脱毛
皮膚内の毛根に沿って絶縁針を入れて、その針に電気を通し、毛球・毛根・毛乳頭を完全に破壊します。
医師または看護師の免許が必要なため、医療機関でのみ行うことができます。
ニードル脱毛のメリット

ニードル脱毛のメリットを紹介します。
- 白髪・産毛も脱毛できる
- 脱毛方式の中で最も効果が高い
- 日焼けしている人でも施術できる
白髪・産毛も脱毛できる
毛の太さ・色素に関わらず脱毛を行うことが可能です。
よって、なかなか無くならなかった産毛の脱毛にもおすすめです。
脱毛方式の中で最も効果が高い
一般的に永久脱毛と呼ばれるレーザー脱毛よりも、毛が生えてこないことが期待できるとされています。
毛を作る元となる毛根から破壊してダメージを与えていくためです。
光脱毛やレーザー脱毛は、毛のメラニンに反応する光を当てて毛根組織を破壊する方法です。
対してニードル脱毛は、一つ一つの毛穴に、一本ずつ針を刺して、そこに電流を流し込んで毛を処理していきます。
日焼けしている人でも施術できる
上述した通り、毛穴一つ一つに脱毛処理を行うためです。
光脱毛・レーザー脱毛は、黒いものに反応する光を照射します。
照射した箇所に毛以外の黒いものがあるとそちらにも反応してしまうため、ヤケドや肌荒れなどのリスクがあります。
例えば日焼けした肌・ほくろ・タトゥーには照射できません。
ニードル脱毛のデメリット

- 費用が高い
- とても痛い
- 施術時間が長い
費用が高い
ニードル脱毛は、ほかの脱毛法と比べると費用が高めです。
一つ一つの毛穴に施術していくので、費用を安くすることは難しいです。
ニードル脱毛は毛の本数・施術時間で料金を設定しているところがほとんど。
そのためこの部位はいくらと、一概には言えません。
とても痛い
毛穴に直接ニードルを刺すため、光脱毛やレーザー脱毛とは比べ物にならないほどの、強い痛みがあります。
痛みに耐えらなくて、途中で脱毛をやめてしてしまう方も少なくないと聞きます。
強い痛みこそが、ニードル脱毛の最大のデメリットと言われていたり。。
施術時間が長い
一本一本脱毛していくので、時間がかかります。
クリニックやサロンにもよりますが、1分間では10本程度。
脱毛時間は30分間~1時間の店舗がほとんど。
毛周期(2から3ヶ月)に合わせて通う必要もあるので、長期間通う必要があります。
まとめ

ニードル脱毛は、唯一の永久脱毛とも言われています。
ただ、とにかく痛みが強い・料金が高いなどのデメリットもあります。
特に痛みはかなり強く、初めて脱毛する方にはあまりおすすめできません。
初めて脱毛する方は、光脱毛・医療レーザー脱毛からスタートするのをオススメします。
メリット・デメリットを知った上で、脱毛法を選びましょう。